Friendly Adelaide!
”Glenelg”  05.06.13


++再びアデレードへ++
「ちゃんと帰って来られるだろうか?」
いつものように朝から仕事に出かけた夫の帰宅を心配しながら、夕方の出発を待つ土曜日。
仕事優先で超多忙な夫だが、この日は少し余裕を持って帰ってきてくれた。
新婚旅行以来初めてのふたりでの海外旅行は、留学中の息子のところに行く旅となった。
よく一週間の休暇がとれたものだな・・・。会社のみんなにも感謝しなければ。
駅まで娘に送ってもらい,JRに乗る。
今回は、関空から飛行機に乗って、ひと晩過ぎれば、そこはもうオーストラリアだ。
楽だな・・・と思う。

が・・・翌日の早朝、ブリスベンに着いてからが、大変だった。
行きの飛行機の乗客は、全てシドニーに向かう人たち。
アデレードに向かうのは私たち二人だけ。
乗り継ぎの時間があまりないからと、JALの客室乗務員が、いちばん先に降ろしてくれたのは良かったけれど・・。
飛行機が遅着しており、ブリスベンでの入国、荷物の受け取り、持っていった食物の検査(オーストラリアはなかなか厳しい)、それぞれに並ばなければならず、時間がないことを告げても、係員はにっこり笑って「早道はない」と・・・・。
国際線の空港からタクシーをとばして、国内線に移動し、ようやく最後のチェックインカウンターにたどり着く。「ギリギリ間に合ったかな・・」というかすかな望みは、"gone"という無情の言葉にかき消された。
全てのことを1時間でするのは無理なフライトの組み方だった・・・。
前に並んでいたアメリカ人の男性も、私たちと同じアデレード行きのチケットを持って、憮然としている。
カウンターで、「とても急いだけど無理だった」ことを告げる夫。
軟らかい表情のまま、パソコンをたたき続けるおじさんは、ここからメルボルン経由でアデレードに行くことになったこと、最終到着時間が2時間遅れること、を告げた。
取りあえずホッとして、メルボルンへ行く搭乗口に向かう。
迎えに来てくれるはずの息子にも連絡しなければ・・・。時間がないのだ。

そんなこんなことがあったが、12:30無事にアデレードの国内線空港に着いた。
父と息子、久し振りの再会だ。
宿に到着したあと、チャイナタウンに向かった。
少し遅めの昼食。息子がたくさん食べるのに驚く。
やっぱり男の子ってすごい。娘と二人で食べる量は少しだもの。。。
スーパーで水を購入し、しばらく休憩したあと、息子のアパートへ向かった。
息子のリクエストの食品が入ったキャリーケースひとつを引っ張りながら。

初めて訪れた息子のアパートは、夫にとって予想以上に恵まれた環境に思えただろう。

さあ、私たち夫婦のアデレードでの生活が始まった。
大切に過ごそう。

                                          05.06.11/12.
 
ランドルモールで〜ゴミ箱を覗くブタさんが可愛い〜
 
同じくランドルモールには2個重なった大きな鉄球が。 右は、ヴィクトリアスクエア近くのチャイナタウンの門。


++グレネルグ++

グレネルグの桟橋〜海側から岸に向かって〜
アデレードで過ごす二日目、息子のアパートの前まで行き、近くのランドルストリートにある「カフェ・ボンジョルノ」でランチを食べることにした。オープンカフェで、久し振りに親子3人語り合いながらの食事は、とても気持ちよく、楽しく、そして美味しかった。

息子と別れた後、ヴィクトリア広場に行き、古い路面電車トラムに乗ってグレネルグに行くことにした。
ガタンガタンと電車に乗れば30分もしないうちに海に・・・・
というはずだったが、何とトラムは、6〜8月は、運行休止でメンテナンスだということ。
掲示してあったものを見てみると、代換えのバスが出ているそうなので、バスに乗ることにした。
代換えバスの停留所はわかりにくかったが、走ってきたバスの運転手さんに駆け寄った夫が、大きな声で尋ねてくれてわかった。バスは、駆け寄る私たちを待ってくれて、無事乗ることができた。

バスに乗ること1時間弱で、グレネルグに到着。
その日は、Holidayということで、アデレードの街は閑散としていたが、グレネルグは大勢の人で賑わっていた。
まず目指したのは、”Bay Discovery Centre(オーストラリアではCenterとは表記しない)”。
ここで、ちょっとしたことで紛失してしまった前回のおみやげ、小さなイルカとヒトデの飾り物を買う。
なくなったとき、とても残念がっていた娘との約束が果たせて、ホッとする私。
海辺のこんな場所に、このようなミュージアムを建てて、自分たちの国の歴史を大切にしているのが、素晴らしいと思った。
この日の海辺は、風がとても強かったが、美しい風景を楽しむことができた。
打ち寄せる波、芝生に降り立つ鳥たち、ラクダの背中に乗って歓声をあげる可愛い子ども。

風で髪がくちゃくちゃになりながら、長くて広い桟橋を端まで歩いていった・・・。
頭の中が空っぽになる・・・身も心もオーバーホールしてる感じ。


オープンカフェでカプチーノを飲み、またバスに乗ってアデレードの街に戻った。
こちらで飲むカプチーノは、どれも本当に美味しい。
カップの大きさにも、オーストラリアのスケールを感じたりして。

この日の夕食は、前回娘と息子が「何か怪しい〜」と言って敬遠した"Hot Pot"という中華風お鍋のお店に入ってみた。
怪しいことなど全然なく、良心的な値段で豊富な食材を自由に取ってお鍋を楽しんだ後、デザートもいただけるお店であった。東洋人の人たちがたくさん楽しんでいた。
毎食お腹がいっぱいの私たち。よく歩いているけれど、太ってしまいそう。。。

心もお腹も満たされて、息子と別れ、宿へと向かう。
夜道を歩いていても、「怖い」感じは全くない街だ。              
 05.06.13Mon.

 



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